医療保険について

医療保険とは、一般的に、病気・ケガによる入院・手術等に備える、民間保険です。
しかし、医療保険と一口に言っても、多種多様な保障内容があり保険会社によっても異なります。
先に説明した、主契約（死亡保険）に加入し、特約としてつける方法や、単品の医療保険に加入する方法があります。
各保険会社によって保障内容が異なるため、何を基準にして選んだらよいのか悩むところでしょう。
そこで、いくつかのポイントを整理します。

保障期間について

終身型か定期型か

終身型とは、一生涯、ずっと保障が続くものです。
定期型とは、一定期間、保障が続き、満了（＝一定の年齢）になると保障が終了するものです。
一般的に終身型の方が定期型より、保険料が高くなっています。
なお、更新後の保険料は、更新日における被保険者の年齢および保険料率により新たに定めます。

入院後何日目から給付金が支払われるのか

日帰り入院から給付、1泊2日の入院から給付、5日目から給付等さまざまです。最近では日帰り入院から給付される医療保険が人気のようです。

１回の入院についての支払限度日数

支払限度の型は、30日型、60日型、120日型、180日型等保険内容によって様々です。
しかし、最近の医療技術は進み、入院も短期化する傾向があるので、加入を検討する際は、保障の目的を明確にしておくことが大切です。

無事故ボーナス（給付金）

一定期間、給付金が支払われなかった場合はボーナス（給付金）を受け取れるというものです。

ガン保険について

ガン保険とは、ガンになったときの入院・手術等に備える保険で、特約として、ガン診断給付特約や、ガン治療通院給付特約、在宅療養給付特約などがあります。
最近では先進医療特約※など、各保険会社から新しい特約が登場しています。

※「先進医療」とは、厚生労働大臣の定める評価療養及び選定療養（平成18年厚生労働省告示第495号）第1条第1号に規定する先進医療をいいます。詳しくは、厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/)をご覧ください。
対象となる先進医療は変動しますので、ご契約時に対象となっていた医療技術、医療機関および適応症であっても受療された日現在において対象外となる可能性があります。